■2020年4月の記事
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三方よし
「商売は菩薩の業、商売道の尊さは、売り買い何れをも益し、世の不足をうずめ、御仏の心にかなうもの」。
いまの言葉で「売り手よし、買い手よし、世間よし」、つまり「三方よし」の起源となった商いの心。
近江商人は「三方よし」をモットーに、自らの利益のみを求めることなく、多くの人に喜ばれる商品を提供し続けました。
そうして少しずつ信用を獲得していったのです。
さらに彼らは利益が貯まると無償で橋や学校を建てたりと、世間の為にも大いに貢献しました。
つまり三方よしとは「商いは自らの利益のみならず、買い手である顧客はもちろん、世の中にとっても良いものであるべきだ」という現代の経営哲学にも通じる考え方なのです。
この「三方よし」の精神は現代の日常生活においても、
相手よし 自分よし みんなよし
という言葉に置き換えられる大切な考え方です。